予防治療

予防治療とは

予防治療とは

健康な歯を維持するために、 むし歯にならない歯を作るための「むし歯になる前のケア」が予防治療です。

当院の予防治療への取り組み

定期検診で、むし歯や歯周病のチェック

定期的に歯をチェックすることによって、定期検診でむし歯や歯周病の早期発見、早期治療に対応することができます。その為、当院では定期検診をおすすめしています。

フッ素塗布

フッ素を歯の表面に塗ることで、むし歯になりにくい強い歯を作ることができます。

PMTC

歯科衛生士が専用の器具を使用して行う歯のクリーニングです。普通の歯磨きでは落とせない歯垢や茶渋、ヤニ、歯と歯の間の汚れ、歯の表面の細菌(バイオフィルム)などを綺麗に除去することができます。また、歯の表面を磨くことで、汚れをつきにくくすることができます。

ホームケア指導

一人ひとりの歯の状態にあった歯の磨き方やフロスの使い方などを指導いたします。 まず、ご自身の口腔内の汚れをモニターでよく見てもらって磨き残しやすい部分を確認された上で、汚れをしっかりと取る歯磨き方法を身につけていただきます。

シーラント

奥歯の溝をあらかじめ埋めておき、汚れが入り込まないようにする方法です。 当院では歯が生え始めた1歳半くらいのお子さまにもシーラントを行うことができます。

皆さまに知ってほしいこと

皆さまに知ってほしいこと

むし歯になる大きな原因は、しっかりと歯磨きができていないことにあります。

当院では、赤い染色液を使って磨き残しの部分を確認し、その部分をしっかり磨くことができるように歯磨きの指導を行っています。 自分の歯に合った歯ブラシで正しい歯磨きを行い、フロスや歯間ブラシを適切に使用することができれば、むし歯はもちろん歯茎の腫れや歯周病なども予防でき、口腔内の環境を健康に保つことができます。

ただ、セルフケアでは落とせない汚れもあるため、2、3ヶ月に一度は歯科医院でプロのクリーニングをして、取り切れない部分の汚れをしっかり落とすことも重要となります。

唾液検査とは

わずか5分の検査時間で、歯の健康・歯茎の健康・口腔清潔度について6項目を測定します。結果はチャート式の図で示されるので、ひと目でご自分のケアすべき項目がわかります。当院ではLION SMTという唾液検査を導入しています。 患者さまにやっていただくのは、たった10秒の専用の液体による洗口だけ。お子さまにも安心して気軽に受けていただけます。

歯の健康に関する項目

むし菌

むし歯菌の数値が高いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、むし歯や歯周病の原因となります。

酸性度

酸性度の数値が高いと、お口の中が酸性になり、歯の表面の大切なエナメル質が取れやすくなってしまいます。

緩衝能

唾液に含まれる、むし歯菌や食べ物の酸を中和する機能を緩衝能といいます。緩衝能の数値が低いと、歯の表面の大切なエナメル質が取れやすくなってしまいます。

歯茎の健康に関する項目

白血球菌

白血球の数値によって、お口の中の細菌や異物が増加しているかどうかがわかります。白血球の数値が高い方は、お口の中の細菌が増えてむし歯になりやすい状態になっているので、注意が必要です。

たんぱく質

たんぱく質の数値によって、バイオフィルム(歯垢=プラークがかたまったもの)ができているかどうかがわかります。たんぱく質の数値が高い方は、歯と歯茎の間にバイオフィルムができ、お口のトラブルが起きているため、迅速なケアが必要になります。

口腔清潔度に関する項目

アンモニア

アンモニアの数値は、自分では気づいていない口臭のサインになります。アンモニアの数値が高い方は、口腔内の細菌が多いために唾液中にアンモニアが増えている状態であり、口臭のケアが必要になります。

唾液検査の流れ

1採取
10秒間、専用の洗口用水(3ml)をお口に含み、洗口します。
2測定
洗口によって得られた液体を専用機器にセットしてわずか5分で測定結果が得られます。
3結果の共有
測定結果をコンピュータに送り、結果シートをプリントアウト。わかりやすいチャートによってご自分のお口の中の客観的なデータを把握できます。また、お口の詳細なデータに基づいて、歯磨きの仕方・患者さまに合った洗口液のご提案などを行います。

※1 検査の2時間前から、飲食・歯磨き・うがいを控えていただきます。
※2 お口の中に傷や口内炎がある場合は、事前にお知らせください。
※3 予防・定期健診のほか、インプラントや入れ歯・ブリッジのメンテナンスでもご活用いただけます。
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